2004/2/22(SUN) ニッポン放送 吉田拓郎・わがままベスト10 拓=吉田拓郎 堀=堀越のり 拓「ちょっと暖かくなってくると嬉しいなと思って、」 堀「はい。」 拓「え〜 ちょっと出かける元気が出てきたので、」 堀「あ!はい。」 拓「え〜 3,4日前にですねぇ」 堀「行きましたか?どっか(^^)」 拓「え〜 帝国劇場っていうところにですねぇ」 堀「はい。」 拓「え〜 堂本光一くんがやっている、SHOCKという舞台を観に行ってきたんだけど」 堀「あ〜っ、いいなぁ〜。」 拓「あの〜 堂本剛に電話しまして、」 堀「はい。」 拓「えっと〜 『観たか?』っつったら『まだ今年行ってません』って言うから、」 堀「うーん」 拓「なら2人で行こうっつって行ったんですよ。」 堀「うん。」 拓「で これ光一くんのあの〜 あれで、配慮でですねぇ」 堀「はい。」 拓「席も前から5番目というねぇ、」 堀「あ、すご〜い(^^)」 拓「ものっすごい良くない、良くない席で。」 堀「(笑)あ、良くないんですか?」 拓「あのねぇ、」 堀「はい(笑)」 拓「前から5番目ぐらいでねぇ」 堀「(笑)」 拓「こんな広い舞台をねぇ、」 堀「うん。」 拓「隅から隅まで見てると首がこんなんなって」 堀「あぁ〜。」 拓「それから、あの〜 SHOCKっていうやつは、」 堀「はい。」 拓「光一〜〜くん以下、いろんな人が宙吊りになったりして、」 堀「ですよねぇ。」 拓「客席の上を飛んでいくんですよ。」 堀「うん。」 拓「すると、俺の上をねぇ、僕と剛の座ってる上をねぇ、通るんです こう。」 堀「(笑)」 拓「その時にねぇ、飛んできた光一と目が合うんですよ。」 堀「えーーーっ!?」 拓「ほんとに目が合うの」 堀「気のせいじゃないですか?」 拓「いや それ後で楽屋行ったらねぇ、目が合ったって向こうも言ってるわけ。」←まるでファンのようにムキになる拓郎さん(笑) 堀「(笑)」 拓「で、すっげぇ恥ずかしいんだなーあの。。。」 堀「へぇ〜(^^)」 拓「で 剛もねぇ、」 堀「うん。」 拓「一緒に僕と横に並んでたんですけども 前から5番目の席だったんで」 堀「はい。」 拓「こう 首・・・の、目のやり場がもうわからんでさぁ、」 堀「うん。」 拓「すっごい席悪くて、」 堀「はい。」 拓「で 途中であの 休憩が入るんです、休憩ん時に楽屋バッっと入ってって光一くんに会ってですねぇ、『ちょっと席変えてくれよお前』つって」 堀「途中から(笑)」 拓「後半、こ・・・」 堀「(笑)わがままだなぁ〜 はい。」 拓「後半ぐらいゆっくり観れるようにしたいっていう。」 堀「はい。」 拓「ただねぇ、そりゃまぁ観に行って、え〜 3時間ぐらいの〜ショーなんですよ。」 堀「うん。」 拓「で〜 中身はねあの えーっと〜〜 SHOCKっていうのはその、え〜・・・なんだっけな ニューヨークの、」 堀「はい。」 拓「え〜 ブロードウェイを目指すねぇあの そのミュージカルを目指すすごい、え〜 え〜 ストーリーなんですけども これはまぁずっとやってるんで、ストーリーそのものはあんま変わってないんですが大体ちょっと演出が毎回違うらしくて。」 堀「はい。」 拓「えーっと今年の、やってるSHOCKは特別これまでん中で僕見た中でも、ハードなねぇ、すっごい・・・」 堀「なんか見ました 私もワイドショーかなんかで」 拓「あ そうですか、あのねぇ、階段落ちするんですよ」 堀「はい。『痛い』って言ってましたけど」 拓「いやぁ〜!観て。。。」 堀「すごいですか?」 拓「もうあの瞬間客席はキャーッ!って言ってるし、」 堀「えーーっ!!」 拓「俺なんかはもう落ちてる間『痛ててててて』って自分が言いたくなるぐらい。」 堀「へぇ〜〜」 拓「すごいよ?」←マジ声 堀「もうなんか、アザとかすごいできてるって」 拓「で 終わった後ねぇ、みんなで食事行って、」 堀「うん。」 拓「光一・・・くんに『お前あれ〜キツイな〜』って、『あれはさすがに痛ぇだろう』とかって言ったら、落ち方があるらしいんですね いろいろ技が。」 堀「あぁ〜、あぁ〜」 拓「うん。で その落ち方を練習するらしいんだけど、」 堀「はい。」 拓「それにしてもねぇ、やっぱ毎日だから毎日。」 堀「うん。」 拓「で 1日に2ステージあることもあったりすると大変なんですよあれ。あれもうあれだけでも(普通なら)やりたくないっていう・・・」 堀「へぇ〜」 拓「だからすごいねぇ、運動量の・・・すさまじい、」 堀「あぁ」 拓「踊って歌って・・・マジックみたいなんがあって、か、歌舞伎的な要素があって、」 堀「はい。」 拓「それでイリュージョンですからねぇ」 堀「すごいですねぇ。」 拓「いろーーんな要素があってねぇ それもすごいもう、。、盛りだくさんになってるんですが」 堀「うん。」 拓「それ1人でやってるわけでしょ?」 堀「はい。」 拓「それでなんかねぇ、聞いたらねぇ、もうすごい痩せててねぇ、」 堀「(笑)」 拓「あの 俺びっくりして、」 堀「はい。」 拓「『お前痩せたな〜』って言ったら『拓郎さん太りましたね』って言われたんだけど(笑)」 堀「(笑)」 拓「(笑)余計なお世話なんですけどね。あのねぇ、体力がやっぱ毎日やるから落ちるんでねぇ、」 堀「はい。」 拓「始まる前にねぇ、6キロか7キロねぇものすごい食って太ったんだって。」 堀「えー!」 拓「で、太った状態で、えーっと初日を迎えるらしいんだよ。」 堀「そうなんですか〜?」 拓「そう。それでもねぇ、今日。。。昨日、こないだ行った時で大体半分終わったぐらいなんですけども、」 堀「うん。」 拓「もう10キロぐらい軽く減ってんな体重が。」 堀「え、拓郎さんが自分のライブをやられる時は、」 拓「えぇ。」 堀「それで、だけでも、何キロかは・・・」 拓「1日3キロは軽く。」 堀「落ちますよねぇ。」 拓「うん、落ちる落ちる。でも僕ホラ、毎日やってないからさぁ。」 堀「はい。」 拓「大体3日か4日休んではやってるんで」 堀「うーーん」 拓「結構ズルなんで。光一くんのは毎晩ですから。」 堀「すごいですね〜」 拓「うん、すごい痩せちゃっててねぇ、心配するぐらいやせ細ってましたけども。」 堀「(笑)、はい。」 拓「それにつけてもねぇ」 堀「うん。」 拓「その盛りだくさんなそのすごい運動量とかを、見るにつけねぇ、あの〜 後半なってジーンと僕はねぇ、あの 感慨深くなったのは、」 堀「はい。」 拓「ちょうど、堂本光一がにじゅう・・・4歳か5歳なんですよ今。」 堀「はい。」 拓「24歳か5歳の若者がねぇ、」 堀「うーん」 拓「まぁ帝国劇場のまぁ座長なんですけれども、」 堀「えぇ。」 拓「そういうことをやりながら1ヶ月とか 来年はもうやることが決まってまた2ヶ月〜やるらしい」 堀「はい。」 拓「25歳で座長やってねぇ、」 堀「うん。」 拓「あの、すさまじい運動量であの、芸に対する熱心さとかねぇ、」 堀「あぁ〜〜」 拓「あれ〜俺25の時何してたかなと思って、」 堀「(笑)」 拓「ちょっと自分と照らし合わせてみると、」 堀「はい。」 拓「僕25の頃って、全然・・・ボッケーって」 堀「(笑)、えーー?にじゅう、、ずーっとでもボケっとしてません?そしたら。」 拓「(爆笑)」 堀「いっつもボケっとしてますよねそしたら。」 拓「(笑)そんなこと君に言われる筋合いはないんだけど(笑)」 堀「はい。」 拓「確かにボケっとしてますよね。」 堀「でもちゃんともう、お仕事はされてて歌は出して・・・」 拓「仕事はちゃんとしてるし」 堀「そうですよね」 拓「アルバムも出してるし」 堀「はい。」 拓「ステージもやってるし、ラジオもやるしテレビもやるし、」 堀「うん。」 拓「何でもやる時はやるんですよやる時は。」 堀「うん。」 拓「ただ、やらない時期が僕はすごい・・・長い。」 堀「あ〜。」 拓「で ちょっとやったら、」 堀「はい。」 拓「長く休むっていうのが僕のもつ、」 堀「(笑)、やり方。」 拓「若い時からのやり方なんです。」 堀「あ〜。」 拓「で、ダダダーって仕事っていうかやるんだけど、」 堀「うん。」 拓「ダダダーってやった後は思いっきり休まないと気が済まないっていうねぇ。」 堀「あぁ〜」 拓「非常になんかねぇ、その 毎日とかその ずっとやってると、僕ね すごい飽き性なわけ、飽きるわけ。」 堀「あ じゃあ、光一さんみたいなああいう、毎日毎日同じような(ステージをこなすのは)」 拓「あ〜 もう無理、とても無理。」 堀「へぇ〜」 拓「途中でたぶん俺は、あの 剛とはなし、、2人で話してて、」 堀「うん。」 拓「剛くんも(そういう同じステージをするのは)ダメだっていうんですよ。」 堀「あ〜、飽き性なんですね。」 拓「で〜 僕が剛と似てることはそこだけで、」 堀「うん。」 拓「2人共ズルが好きっていう。」 堀「(笑)」 拓「(笑)、なんとかしてサボりたいっていうのが、」 堀「(笑)、へぇ〜」 拓「彼も僕もあって、」 堀「うん。」 拓「だからねぇ、あのー、あれを1ヶ月続けたりする。。。だからこの前中島みゆきの、『夜会』っての観に行ったんですけど、」 堀「はい。(笑)」 拓「それもやっぱ1ヶ月、続けるわけですよ。」 堀「はい。」 拓「で、あの ベテランのあれで言うと森光子さんて人のなんかは、」 堀「うん。」 拓「あの〜 放浪記とか〜の女なんとか記とかああいうのを、」 堀「うん。」 拓「もう何千回ってやる、、やる。」 堀「はい。」 拓「で、もう何十年もやってるわけよね。」 堀「うーーん。」 拓「俺、そういう人すっげー尊敬するなやっぱ。」 堀「すごいですよね〜、私も飽きちゃう・・・と思うな〜。」 拓「あ〜。自分で考えてみてさぁ、」 堀「うーん」 拓「どう?のりちゃん若いんだから、俺、つくづく考えたことは『若いっていいな』と思って、」 堀「(笑)、え〜?」 拓「若い人ってのは素敵だなと思ってねぇ、」 堀「(笑)はい。」 拓「若い時にやっとかなかった俺はダメだなとか思ったんですよ?」 堀「うーん」 拓「だからのりちゃんもこれから、ああいう1ヶ月とか、」 堀「はい。」 拓「のですねぇ、ロングランの舞台とかをですねぇ、」 堀「うーん」 拓「是非体験してもらいたいなと思う。」 堀「あたしいっつも結構、サボリ癖多いからダメかもしれないですねぇ。」 拓「続かないタイプ?」 堀「うーん」 拓「へぇ〜〜。」 堀「あ、途中から手ぇ抜くタイプですなんか」 拓「あっらぁー!」 堀「慣れてきちゃうと、集中力がなくなって とか。」 拓「悪いね、その性格は。」 堀「うーん。」 拓「あんなの だって1ヶ月間階段から落ちるの毎回やるだけでも、」 堀「うーん」 拓「すごいことだよ、『今日はもうヤだよ』って」 堀「(笑)、ありますよね絶対」 拓「普通なるんだけどねぇ、」 堀「痛すぎたりしたら、うーん。」 拓「あの堂本光一っていう人はねぇ、」 堀「はい。」 拓「プロ根性がすごいんですよ、だからあの〜 会って話してもねぇ、」 堀「うん。」 拓「いつも まぁ前から思ってましたけど (一緒に)番組やってる頃からねぇ、プロ根性はちょっとねぇ、ケタはずれに強い若者なんですけどね、ジャニーズの、ジャニーズのねぇ人たちは、あの、プロ根性あるんだななぜか。」 堀「あ そうですか」 拓「意外にだから、あの〜 ある一面で言うとねぇ、子供たちがやってることだからね あの 出演者のみんな若い人ばっかりで、」 堀「うん。」 拓「あの〜 あるいち、、いち大人たちはですねぇ、」 堀「うん。」 拓「『まぁ子供たちがやってることだから学芸会みたいなもんだろ』って思ってるかもしんないんだけど とん〜でもないんだよ!」 堀「はい。そう・・・(笑)」 拓「それはねぇ、僕も実は1番最初の頃は、」 堀「はい。」 拓「ジャニーズのショーとかを観に行くのはちょっと抵抗あったわけ。」 堀「うーん。」 拓「でもまぁ、まずはKinKiKidsを見てみようっつーんで見たりとか、」 堀「はい。」 拓「それから堂本光一のSHOCKを見たり 堂本剛のステージを見たりしてそれから、見てるうちに他の奴らの(ステージを)見たくなって、」 堀「お!」 拓「少年隊を観に行ったりしたんですよ。」 堀「はい(^^)」 拓「それはねぇ、ほんとに観に行くのは勇気いるけどねぇ、」 堀「はい。」 拓「おもしろいよねー観に行くと。」 堀「あぁ〜、じゃ やっぱすごいんだ〜。」 拓「すごいよ中身は。」 堀「そうですよね、だって長くこう 来年も、また、やるぐらいだから」 拓「そうなんだよ?結局毎年ああやってやって、」 堀「はい。」 拓「しかも帝劇なんかでやっ、、やらせるっていうのは、帝劇側にも言い分があるわけだからさぁ。」 堀「(笑)」 拓「それをねぇ、やらせるっていうのはねぇ、そら大したすごいことですよ。」 堀「すごいですね(^^)」 拓「それを2ヶ月間の〜ショーをやったりするのはねぇ」 堀「うーん」 拓「しかも信頼があるっていうことですからね、それ企画をあれする、感動させる。」 堀「ですよね〜。」 拓「だからねぇほんっとにねぇ、子供たちに感動させられるっていうねぇ、」 堀「うん。」 拓「感じがして『まぁみんなよくやるな』っていうねぇ思ってみてたんですが、それにつけ僕はなんてにじゅう、、20歳の頃ねぇ、」 堀「(笑)」 拓「今もですけどもねぇ、こう ああいう風に、あの がんばり抜くねぇ、」 堀「あ〜」 拓「根性が、なかったなーと思ってねぇ。」 堀「あ〜」 拓「のりちゃん大事だよ?根性。」 堀「わかりました ちょっと、今日は、いきなり勉強になりました(^^)」 拓「そうですか。」 堀「はい(^^)」 |