秋「この番組はですねぇ、え〜・・・恋愛保存会というんですよ。」
剛「はい。」
秋「で〜〜、剛くんにですねぇ、」
剛「はい。」
秋「え〜 恋の相談にのっていただこうと思いますが、」
剛「あ、はい。」
秋「あの 恋愛相談、得意ですか。」
剛「僕は、聞く方が多いですねぇ。」
秋「聞く。」
剛「すごく多いです。あの〜 女・男、」
秋「うん。」
剛「全然問わず。」
秋「うん。相談受ける。」
剛「『いや、実はさぁ・・・』『え?あぁ、はい。』みたいな。御飯食べてても、」
秋「うん。」
剛「そういうつもりじゃなくて、みんなで『じゃあメシ食いに行こうぜ』つってみんなでメシ食ってても、なんかこう・・・・・・、例えば隣にいる女の子とかが、『いや〜・・・あの、ちょっと聞いてもらっていいですか?』って。『え、何、どうしたー?』って言ったら『いや、こうこうこうで』って『あ〜・・・、それは、大変なことなっ・・・てるねぇ』みたいな感じですごく多くて、」
秋「うん。」
剛「自分は、もう あの〜 恋愛した時とかは、ほとんど(相談すること)ないんですよね、」
秋「うん。」
剛「人に対して。『いやー 実はさー』とか。自分が決めるってもうわかっちゃってて、」
秋「うん・・・そうだよね。」
剛「結構あの〜、ほんとに限界な時じゃないと、」
秋「うん。」
剛「人には相談しないですけど。どっちかって言ったらもうやっぱ全然聞く回数の方が(多い)」
秋「でもなんか、つ、
剛くん確かにさぁ、あの〜・・・話しやすいオーラ持ってるよね。
剛「あぁ、そうですか。」
秋「
なんかホッとするというか たぶん男も女も、」
剛「はい。」
秋「なんかこう、ふ、、ふと、なんか・・・」
剛「あ〜。」
秋「
別にほら、それでさぁ、とりたてて『それ違うよ おかしいよ』って責めもしないし、
剛「はい。」
秋「
かといって無関心に、
剛「はい。」
秋「
あのー 聞き流すタイプでもないし、ちょうどいいんじゃない、その間隔が。
剛「あぁ〜。」
秋「これねぇ、難しいんだよ。」
剛「すっごいあの〜 相談されますねぇ(笑)」
秋「うーん」
剛「なんかほんとに、みなさん、嬉しいことに。」
秋「口堅いでしょ、剛くん。」
剛「はい、堅いです。」
秋「ねぇ。」
剛「はい。」
秋「絶対言わないタイプだよね。」
剛「はい。」
秋「うーん。それはやっぱり、1番の基本ですね。」
剛「はい。」
秋「え〜 ラジオネーム マロンさんからいただきました。」
剛「はい。」
秋「え〜 23歳の方。
『こんばんは。私はずっとして、、恋愛をしておらず、恋愛の楽しさなど全く知りません。時には好きな人ができることもあるのですが、その場合の“好き”というのは、芸能人に対するファンの気持ちと同じだと思います。合コンにも行きますが、冷めた眼で見てしまいます。小学校の時に、友達に宛てた手紙に、好きな人について書いたのですが、その手紙を母親に勝手に見られて、怒られたことがトラウマになって、無意識で本気で好きにならないようにしているのかもしれません。でも私は人が約束の時間に遅れてきたりすると、すごくイライラするし、自分の時間は、自分の思い通りに使いたいと思っているので、別に恋愛したいとも思いません。むしろ、恋愛で辛いとか悲しいとか悩んだりすることは、自分で自分の首をしめてるようにしか思えないのですが、このような、私の考えは異常でしょうか』という。なるほど。」
剛「ん〜。」
秋「どうですか。」
剛「いや。いいんじゃないですかねぇ。←あっさり
秋「
ねぇ?←同意
剛「えぇ。まぁ別に自分が。。。僕もそうですけど、必要以上に今恋愛をしようとか〜ずっと、思わずに生きてきてるので、」
秋「うん。」
剛「あの〜・・・・・・曲書いててもそうなんですけど、恋愛=素敵だとか」
秋「うん。」
剛「素晴らしいとか、っていうだけでじゃないじゃないですか。」
秋「うん。」
剛「もうほんと一歩間違えると、なんか恨みになったりとか、」
秋「うん。」
剛「攻撃的になっちゃったり、」
秋「うん。」
剛「嫉妬があったり、だから嘘ついてみたり。」
秋「うん。」
剛「だからやっぱり恋愛って 人が、あの〜・・・違う脳みそが2つ、」
秋「うーん」
剛「かなり近くで、こう・・・会話し、、はじめて、心で会話しはじめるっていうことは、いろんなこの〜〜 計算できないものが、どんどん」
秋「うんうん」
剛「とんでくるわけで。だからこそ、喜ぶこともできるし、」
秋「うん。」
剛「だからこそ、泣いてしまうことも多くて。で、すごく気が合えば一緒にいれるけど、合わなければ別れてしまう。」
秋「うん。」
剛「で〜 そういうのあると思うんですけど、僕は単純にその、自分に含めて・・・あの よく思うんですが、自分が今 恋愛に対して」
秋「うん、」
剛「すごく興味がなく、え〜 あるいは、すごく恋愛したいなぁと思って生きてないので、」
秋「うん。」
剛「『御飯食べに行こうかー』って」
秋「うん。」
剛「言われたら『おぉ、行こか〜』って言って行きながら、そこに女の子がいようが、」
秋「うん。」
剛「男だけであろうが、あまり気にならないというか。」
秋「うん。」
剛「で そこで、なんかまぁ普通にメシ食って、相談きいたり、」
秋「うん。」
剛「あるいは相談もきかずに『じゃあお疲れ〜』って帰って、」
秋「うん。」
剛「『あ やっぱ俺1人〜やな〜』とか思いながら」
秋「うん。」
剛「また寝て、とかっていうの繰り返ししてるだけなんですけど。そんな中で、ふとその、先程のココロノブラインドじゃないですけど、なんかふと、やわらかく、」
秋「うん。」
剛「『あれ、なんでこの人こんな近くにすごくいんの』じゃないですけども、」
秋「うん。」
剛「そんな、人がもし現れたら、・・・こんなこと言ってる僕でも、恋愛に興味をまた持ち、」
秋「うん。」
剛「恋愛するんだろうな〜と思ってるので、」
秋「うん。」
剛「今の自分が、あの〜 ちょっと異常じゃないかとか、恋愛に対してちょっと臆病がってるなとか、それはやっぱ人として、素直な感情・・・・・・だと思うので、なんかこう、・・・結局、『これはちょっと嫌や』って言ってても、」
秋「うん。」
剛「好きになる日も、」
秋「うーん、そうですよね。」
剛「それはもう、・・・・・・わかんないですもんね。」
秋「だから、、やっぱり恋愛なんてホラ、恋愛しようと思ってするもんじゃない・・・よねぇ?」
剛「ないですよねぇ。」
秋「ある時にこの 出会ったから、」
剛「うーん」
秋「うーん、ねぇ?そういう風になる。で、なんだっけな、誰かが言ってましたが、」
剛「はい。」
秋「え〜 恋愛ていうのは、するもんではなくて落ちるものだと。恋に落ちるものだと。」
剛「はいはい」
秋「だから、自分で・・・こう なんか、あの〜・・・今はいらないんだったら 無理にねぇ?」
剛「うーん」
秋「作る、。、23歳だって別に、」
剛「そうですよね。」
秋「あの〜 全然、。、ねぇ?いらなければいいと思うし、」
剛「うん。」
秋「で、でもなんか今の剛くん見ててもそうなんですけどやっぱりあの、恋愛恋愛ってガツガツしてるよりも、やっぱり自分の仕事とか趣味とか、」
剛「うーん」
秋「なんか他にやりたいことがあって一生懸命やってる人の方が絶対魅力的だよね。」
剛「そうですよね。」
秋「うん、たぶんその〜なんだろな、がんばらなくてもね?」
剛「うん。」
秋「例えば、昔 小学校のまぁ校庭でさぁ、」
剛「はい。」
秋「みんながドッジボールやってんのに・・・なんか、あの〜 1人だけ、鉄棒をやってるとさぁ、」
剛「はい。」
秋「『あの鉄棒おもしろそうだな〜』とか思う・・・、、たじゃないですか。」
剛「はい、はいはい。」
秋「あれとおんなじように、例えばいつもね?例えば合コンとか、」
剛「うーん、」
秋「なんか恋の話ばっかりして、」
剛「うーん」
秋「『誰かいい人とか(いない?)』そんな話ばっかりしてる人ってなんか、他にお前ないのかい!と思うよね。」
剛「はいはいはい。」
秋「でもなんか、あの〜『土曜日みんなで御飯食べようよ』とかって言うと、『あっ、あたしそん時ちょっと・・・あのー、』例えば、『あの〜 オペラ観に行くんです』とか、」
剛「うーん」
秋「『仕事でなんとかなんです』とかって言われるとさぁ、」
剛「うん。」
秋「あ、この人って、恋愛以外にステキなものをもってて、」
剛「はいはい。」
秋「いいなーと思うんだよね。」
剛「はい。」
秋「だからそこ〜がさぁ、この〜・・・マロンさんも持った方がいいんじゃないの。」
剛「うーん・・・」
秋「ねぇ?だから・・・つまり持った方がいいと思ってるわけだから、変わらなくていいんじゃないの?」
剛「っていうことですよね、」
秋「ね。」
剛「そこはね。たぶんだから、今、自分の、ある感情とか、環境とか、いろんなものを、」
秋「うん。」
剛「冷静に考えると服とか靴とか細かいこといくと、」
秋「うん。」
剛「いらないものって、結構あると思うんですよ。」
秋「うん。」
剛「で 僕〜は、去年ぐらいからそれをやったので、」
秋「うん。」
剛「もったいないと思いながらも、『いらない!』と思ったものは『いらない!』って、捨てたんですよ、全部。」
秋「うん。」
剛「こんな弱さはいらない、こんな優しさはいらないっていうの、」
秋「うん。」
剛「どんどん削って、自分をちょっと再生しようと思ったんですよ。」
秋「うーん。」
剛「まぁ蘇生みたいなことで。で それを、やったら、いらないものがどんどん見えてきて、『あれ、やっぱ俺ん中には今 恋愛いらないな』っていう風に」
秋「うん。」
剛「気づいちゃったんですよね。だからその、恋愛に対して、すごくこう ガツガツする必要性が全く、」
秋「うん。」
剛「なくなり。で たぶん、僕の中で、音楽が今、」
秋「うん。」
剛「楽しい場所なので、」
秋「うん。」
剛「あぁ、ここでちょっと寄り添っていたいな〜 みたいな感じで、」
秋「うん。」
剛「生活してるんですよー。」
秋「これ僕もねぇ、おんなじ〜〜ですよ、僕もにじゅう・・・やっぱ4、5の時」
剛「はい。」
秋「ん、3ぐらいかな。」
剛「はい。」
秋「時に、僕はですね、、僕にとっていらないものは、お酒を飲むってことだったんですよ。」
剛「おぉ。」
秋「僕ねぇ、ずっとあの〜 仕事してからずっと毎日、先輩とかと、」
剛「はい。」
秋「飲み歩いてて、」
剛「うん。」
秋「で〜 なんか野球チーム作ったりね?」
剛「はいはいはい」
秋「そのー、そのー、え〜・・・飲み屋さんで。」
剛「はい。」
秋「で そういうのやってた時にふとね?『あれ?俺何やってんだろうな』って思って」
剛「うーん」
秋「俺はほんとにこれ楽しいのかなーと思ったら、ちょっとただ付き合いでやってるようなところもあって」
剛「うん、うん。」
秋「で もう、飲みに行くの一切やめて、」
剛「うんうんうん」
秋「もうあの 付き合いが悪いと言われようが何しようが、」
剛「うーん」
秋「帰ってきたんですよ。」
剛「うーん。」
秋「で それ〜・・・そうするとさぁ、そのー、飲んでダラダラしてた、」
剛「はい。」
秋「例えば夜の10時ぐらいから、」
剛「えぇ。」
秋「3時ぐらいまで?」
剛「えぇ。」
秋「すごいこの5時間がさぁ、」
剛「はい。」
秋「ねぇ?」
剛「はい。」
秋「自分のものになってすごい得した気になんだよね。」
剛「なりますよね。」
秋「ね。」
剛「うん。」
秋「だからねぇそれはやっぱり、自分にとっては必、、不必要なもの?いらないものっていうのを見つけんのは自由だよね。」
剛「うーん。」
秋「だからこのマロンさんは恋愛というよりも、そういう、ねぇ?」
剛「うん。」
秋「恋愛は別に、全然まだいいと思うんだけど 他に楽しいことがあればそれでね、」
剛「そうですね。」
秋「いいんじゃないでしょうか。」
剛「うーん。」





秋「こんな、剛くんと。。。忙しいでしょ、でも。」
剛「はい(苦笑)」
秋「ねぇ?」
剛「すごく、はい。おかげさまで、」
秋「うん。」
剛「すごくいいことだなーと思いながら、」
秋「そうだよね。」
剛「がんばってます。」
秋「え〜 この、アルバム[si:]を、え〜 引っ提げて、」
剛「はい。」
秋「明日は、大阪城ホール、」
剛「はい。」
秋「う〜 それから、え〜 9月4日から、4日5日と、」
剛「はい。」
秋「え〜 埼玉アリーナですね、」
剛「はい。」
秋「え〜 こちらの方も、是非、がんばって、下さい。」
剛「がんばります、はい。」
秋「ね、ほんとに、あの〜、アーティストであってほしいと思いますよ。」
剛「ありがとうございます。」
秋「ね。」
剛「ほんとに。その〜 今日ほんとにお話・・・さしていただいて、あの〜・・・自分がモノを作っていく人間として、いいヒントを、今日たくさんいただいたので、」
秋「うん。」
剛「これをちょっと、あの〜・・・やっぱりちょっと不安になる時があるんですよね?自分が、これを、作って、」
秋「うん。」
剛「果たして人が、どれだけ喜んでくださるのかとか、」
秋「うん。」
剛「これは正解なのかとか、こんなライブしちゃっていいのかなとか、」
秋「うん。」
剛「すごく考えるんですけど、今日〜〜その〜〜言葉で、その『堂本剛の感性に』」
秋「うん。」
剛「『みんなついてくるわけだから』っていう言葉を、いただいたんで、」
秋「うん。」
剛「それをちょっと、パワーに変えて、」
秋「うん。」
剛「いろいろ、作品を、創っていこうと思ってるので。」
秋「でもほんとにさぁ、なんか・・・そのリスペクト。、。できるアーティストがいた時にさ、その人が例えばミュージシャンだったら その人が映画撮ったっつったら見に行きたいじゃん。」
剛「はい。」
秋「その人が舞台やるっつったら見に行きたいじゃん。」
剛「はい。」
秋「
で せっかく、堂本剛という人はさ、今クロスオーバーで活躍してるさぁ、
剛「はい。」
秋「
舞台からテレビからさぁ、音楽から、これをやっぱり、この、あの〜〜 ミックスしない手はないよね。
剛「あぁ。」
秋「うん。やっぱり、たぶんヴィンセント・ギャロだと思うよ。」
剛「うーん。」
秋「打倒ヴィンセント・ギャロだよ。」
剛「(笑)」
秋「やっぱかっこいいもん、ヴィンセント・ギャロはさぁ。」
剛「かっこいいですよね。」
秋「うん。で それと、やっぱり、その、ただ、え〜 剛くんがいる世界はメジャーだから、そのね?メジャーで、勝たなきゃいけないってのもあるし、」
剛「はい。」
秋「だからその辺はでも、やっぱり、まず自分の世界を作るっていうのは大事だと思うよ、」
剛「はい。」
秋「自分を作るじゃない?」
剛「はい。」
秋「例えば、もう な、、何でもいいと思うけど だって、え〜〜 アンディ・ウォーホルはさぁ、その キャンベルのず、、スープのさ、缶をさぁ、ね?なんかアートにしたわけじゃない、」
剛「うーん」
秋「あるいはマリリン・モンローを、の、ポスターをさぁ、ね?あの〜 アートにしたわけじゃん。」
剛「はい。」
秋「で そういうことから考えるとさ、剛くんは『これやったら絶対ぇおもしれぇよ』っていうことをやって、」
剛「はい。」
秋「でも、それが、じゃあ、剛くんが心配するように、『いや、いっぱい、支えてくれるファンの人とか、』」
剛「はい。」
秋「『いろんな人がいる』、じゃあこれに、どういう風に通訳して、」
剛「うーん。」
秋「『これだったら、一般の人も、楽しめるよね』って、」
剛「はい。」
秋「『でも、これはすごくコアな人たちだけに楽しんでもらおう』みたいなさぁ、」
剛「はい。」
秋「例えばアルマーニがあって、エンポリオアルマーニがあるようにさぁ、」
剛「うーん」
秋「いろんなのが、あるじゃない?だからたぶん、そういうのが楽しいなーと思うんで是非、」
剛「はい。」
秋「次のアルバムも、」
剛「はい。」
秋「コンサートも、がんばって下さい。」
剛「はい、ありがとうございました。」
秋「ありがとうございました。」
剛「ありがとうございました。」