TSUYOSHI DOMOTO 2nd LIVE [si:]
         〜First Line〜

 ファンクラブ会員限定有料公開リハーサル  8月11日(水) 19:00開演



「リハーサル」と言っても、当日の会場は普段のコンサート前と同じ雰囲気でした。
ただ、グッズの販売が無い事と、正面玄関前のスケジュール表にも、
HP上にも「関係者リハーサル」としか表示がありませんでしたが。


アリーナ内に入場すると壁などに「スーパーシートグレードアップ当選番号」の地味な張り紙あり。
(実際、わたくしは気が付きませんでした/汗)
センター・アリーナ・スタンドから均等に30名が選ばれていました。   
会場内に入ると、ステージ正面の一番大きいスクリーンにも表示が開演まで有り。


ステージは、光一君ソロコンと同じ位置に有り、左右に短い花道。
リフター・バックステージなどは無し。
ただし、中央部分が円形に飛び出している部分の、会場から左側に
まるで格闘技のリングの様に隔離された(笑)「スーパーシート」が有りました。
セットは一言で表現すると「竜宮城」。これ以上の的確な言葉は無いかと・・。
「星の王子さま」のイラストのバオバブの木の様な、サンゴも右側にニョッキリとはえています。
スクリーンは、左右にもひとつづつ。ステージ上にはいろいろなものを映し出すパネルも。(光一君ソロコンと同じ物に見えました)
本編の会場は、布や風船の様な物で飾られていたようですが、ここは天井がそのままでした。



開演までの間、花道やセンター客席の通路で白と黒のモノトーンの衣装のダンサーさんがパフォーマンスをしていました。
優雅に軽くアクロバットを入れつつ移動して行く様子が素敵でした。


突然、会場内にどよめきが起きたので???と思っていると、
スーパーシートの当選者が揃って席に先導されて着席していました。
この時点では何の説明もされていないので、会場中「あれは何???」「あんなステージに近い席すごい!!」と
非常に会場内がザワザワしました。


しばらくすると、ダンサーさんがステージに消えて行き、客電が落ちて開演です。
10分押しでスタート。




*Pencil(インスト)〜街〜恋のカマイタチ〜Slowly〜リュウグウノツカイ〜歩き出した夏

バンドメンバーさんが先に登場し、「街」で剛君登場。サビの部分から歌います。
この選曲の意外性と力強い歌唱に、わたくし只でさえ無い記憶力・思考力が一挙に吹っ飛びまして、
この時点でもうグタグタです。ご了承を・・・(大汗)
衣装は王冠プリントの黒いノースリーブTシャツに紫のパンツ。
タトゥーシールが凄く印象的です。首の左寄りに赤で縦長にひとつ。左腕の肩の辺に赤で丸い感じの物がひとつ。
右手の甲にも小さい物がひとつ(友人確認・色はわかりません)。
本編ではこのタトゥー、場所を変え、形を変えてどんどんと増えて行った様ですが、
「余白の美」を好むわたくしとしましては(笑)このくらいがベストではないかと・・。とってもお似合いでしたvv


アルバム以外の曲はみんなアレンジがされていて、別の曲の様に聴こえました。
特に「歩き出した夏」は凄くアップテンポで明るい曲調になっていてビックリ!!
この中の2曲くらい、剛君ギターを弾いていたと思うのですが(自信ナシ)後はボーカルに徹していました。
とにかく、もう聴けないだろうと思っていた曲が素敵な形で変身して、更に磨きがかかった歌唱力でどんどん歌われるので、
「公開コンリハ」という初めての物への「どうなるのかな・・」という気持ちとアルバム発売前という不安感が消えてしまい、
気持ち良くライブ空間に入っていけました。




【MC1】

剛君、バンドメンバーさんに気を使って
「楽にしてて下さいね。僕、話し長いですから〜」と声をかけてました(苦笑)
それから
「今日は公開ゲネプロという事なんですけど、僕的には、ん???って感じで
よくわからないんですが〜ま、フツーにやりますよ!」
の言葉。会場中から安堵の歓声が上がりました。
そして、スーパーシートの説明です。
ここに座ってる人達は『筋肉番付』で勝ちぬいた人達ですからね。ケインとか倒してますねとの事(笑)
「今日だけじゃなくて、毎回ありますから」の言葉に会場おおいにドヨメキました。
それから、剛君から
「所で、水着の人居る??」の声にセンター席の前方で数人の方がペンライトを振ってアピール。
剛君、嬉しそうにその方達に話し掛けます。
「いましたね〜。バンドの中にそれを楽しみに頑張る!!っていう人がいましてね〜この人なんですけど
(2人いらっしゃる内の、背の低いほうの方を手で差して)多分、2・3曲はそっち向いて演奏すると思いますよ」
と(笑)
ブラス担当の方にも絡んで
「どうしたんですか〜そのお腹〜痩せるって言ってたじゃないですか〜」と剛君が言うと
その方(「めざましTV」の密着の中で舞台裏で飛び上がって戯けてた方です)わざと、横を向いて立派なお腹を見せてくれました(笑)
この辺から、会場から剛君に声が掛り始め、ヨン様のものまねをなんの躊躇もなくやってくれました。
生ヨン様です!(正確には全く違うけど/汗)可愛いですvv

そして、誰かが光一君の名前を上げたらしく
光一はね、今日から2週間オフだそうですの発言に
会場中から
ええぇーーー!!!と驚愕の声が。
皆さん、堂本光一という人の事を良ーーーく理解してらっしゃいます(笑)
剛君がそろそろ歌に行こうとすると、「もっと喋って」という声が上がり、
「やってって言われたら、トークショーとか全然やるよ。ただ喋るだけだけど」と返してました。




*Funk session〜ORANGE〜Panic Disorder〜誰かさん

バンドさんが演奏する中、メンバー紹介がありました。
機械加工された、ちょっと変な声とパネルにローマ字で名前が映し出され、ひとりひとりにスポットが当りました。
最後には「ボーカル」として剛君の名前が(確か・・多分/大汗)
剛君、歌う前にステージが暗転になった時に上半身脱ぎます。とっても精悍な身体つきでした。
ピンクのベルトがオシャレさんの剛君らしかったです。


ここのパートは重い曲が続いたので、照明も暗めな赤っぽいライトでした。
でも、上半身裸の剛君が、凄くカッコ良く見えました。
わたくし、「ORANGE」はCDでしか「Panic〜」もCDとDVDの映像でしか聞いた事が無かったのですが、
2曲ともCDよりは少し、軽い印象を受けました。
アレンジも変わっていたのだと思いますが、剛君の歌い方が肩の力が抜けているっていう感じでしょうか。
「ORANGE」の演奏のバックでパネルにひまわりが映し出されていたのも印象的。
「誰かさん」では、最後の剛君のシャウトの声量にマイクがついていけずに声が割れてしまいました。




【MC2】

第1声が、大きな溜息の次に
疲れたぁでした(笑))
そして、バンドメンバーさんに又
「楽にしてて下さい」と声をかけます。
そして、
「MCという名の休憩・・(苦笑)」なんていう言葉も(笑)
ここでは前日が「堂本兄弟」の収録だったので楽しい話がたくさん聞けました。
叶姉妹の「一問一答」が凄く長くて、収録が凄く押して、
リハーサル会場へも凄く遅くに入る事になったとプリプリと怒り口調で話していました。
でも、オンエアーを見ると普段と変わり無くしてましたね。当たり前の事ですが、プロ!!です。
なので
「凄く眠くて、お風呂に入るのを止めようと思った」そうです。
会場の反応は
「えぇ〜〜・・」と批判的(猛暑でしたからね/苦笑)
剛君
「寝不足だと声が出ないけど、臭くても歌えるからね」と。でも、結局シャワーを浴びて、筋トレを軽くしてから寝たそうです。

ここから筋トレ話〜光一君の話と続きます。
自慢げに自分の胸囲が92cm・体重が53キロと言ってから(笑)
2週間前に光一に会ってそんな話をしてたら、昨日会ってみたら、彼は負けず嫌いさんだから凄い事になってて・・(笑)

身ぶりで光一君のマッチョぶりを再現しながら、とても楽しそうに
「これで僕が負けず嫌いだったら、2人でチャック・ウィル○ンに成ってしまいますからね、僕はそんなにしませんけど・・(笑)」
「昨日もメイクさんとスタイリストさんがうっかり光一に『この辺のお肉が気になるんですよね』」
なんて言ったら
そこを鍛えるには・・と始まってしまいまして〜(笑)と光一君の暴露話に。
メイクさん・スタイリストさんを床に寝転ばせてまで、熱血指導していたとの事で
それが延々続き、剛君が見兼ねて
光一、2人の顔見てみいと言うと
は!!・・嫌がってる・・とやっと光一君が気付き、筋トレ指導は終わったそうです(笑)
そして剛君が
今度のKinKiコンで2人で脱ごうぜ!と言うとおう!!」という答えが帰って来たそうです。楽しみ〜♪




*very sleepy!!)〜百年ノ恋〜ココロノブラインド〜Saturday〜See You In My Dream

ここのパートはノリノリ系(?)の曲が多く、会場も盛り上がりました。
剛君、今度は白に金色の模様のあるタンクトップの衣装を着ます。
ステージの照明も明るめで、ステージの蛍光色のセットが眩しいです。
やっとわたくしの目にもダンサーさんの動きが目に入って来ましたし・・(大汗)
「百年ノ恋」の「1、2・・ダーー!!」の所で、派手な爆発系特効有り。
(ビックリして、一緒にダーー!!って叫べなかった/涙)パネルには「-ISM」のPV。
この辺だったと思うのですが、注目の「スーパーシート」が大活躍!!上下だけじゃ無く、360度回転してました!!
大爆笑!!小心者のわたくしはハズレでラッキー!!と思いました(苦笑)でも、とっても剛君らしい演出だな〜と思いました。

そして、「Saturday」で本編ではあり得ないハプニングが!!
良い感じで最初のパートを歌っていたと思っていたのに剛君、突然
すいません!!もう一度やっていいですか〜と言って後ろを振り向き、演奏を止めてしまいました。
会場がザワザワしていると
リハーサルやからいいねん!!(苦笑)と。
剛君が「スイマセン、スイマセン」と言う中、ステージの2階部分から降りて来て
踊り出していたダンサーさんも、再び階段を昇って元の位置まで戻りました。
そして、何ごとも無かったように始めから演奏が始まったのですが
剛君、1度目とはまったく違う「声」で歌い始めたのです!!
もしかしたら「音」と表現した方が良いかも。
とても表現しづらいのですが、テンポがズレたとかでの技術的なやり直しでは無く、
(剛君はこの音を出したかったんだ〜)と感じてわたくし、鳥肌が立ちました。
凄いボーカリストです、剛君。
「See You〜」ではダンサーさん大活躍です。
花道に来て、どうやら振り付けを会場に良く見えるように(いっしょに踊れるようにですね)していたみたいなのですが、
わたくしの席はステージから遠かったので、良くわかりませんでした(泣)
ダンサーさんもステージと同じ様な派手な蛍光色の衣装だったので、ステージと同化してしまっていたんです。
ここは剛君ではなく、ダンサーさんをスクリーンに映してほしかったですね。((耳はちゃんと歌を聞いてますから大丈夫!!/笑)
本編では、剛君も一緒に(コーラスさんも??)踊っていたそうです。




【MC3】

本編ではここでメッセージがスクリーン(パネル??)に映し出されて、演奏にと続いたそうですが、横アリではMCがありました。
確か、剛君はバンドメンバーさんに声をかけて、舞台裏に下がってもらっていたと思います。
内容は本編でも毎回語られていた、ソロアルバム・ソロライブに至るまでの経緯や
剛君のソロ活動に対する自分の考えでした。
とてもデリケートな内容なので、わたくしにはここで書く自信がないので割愛させていただきます。
ただ、印象に残ったのは、剛君の口調がとても真摯で穏やかだった事。
吉田拓郎さんが数日前にご自分のステージ上で体調を崩されたのにも関わらず(軽い貧血を起こされたそうです)
剛君に「僕はあんな事になってしまったけど、剛君は大丈夫ですか?」と連絡を下さったのが凄く嬉しかったという話。
そして、今回の活動に関わって下さった人達全てに感謝の言葉を述べられてました。
もちろん、光一君にもです!!





*ORIGINAL COLOR〜くるくる〜ナイトドライブ〜PINK〜DEVIL


剛君が
「そろそろ行きましょうか」と言ってバンドメンバーさん達が戻られ、
ここから、一気に会場は海の中、深く深くと潜って行きます。
「ナイトドライブ」までステージ上は大きな海の生き物たちでいっぱいになります。
センター席の周りにもタツノオトシゴとフグ(?)が練り歩いてました。
(本編では無くなった模様。確かにステージが見えなくて邪魔でした/苦笑)
ライティングも青や緑で、水族館の水槽の色でした。
ダンサーさんの衣装(着ぐるみ??/笑)も南の海のお魚!!電飾もたくさん着いてキラキラ。
なのに・・演奏される曲はしっとり系・・・このギャップに後になって変なの〜と気が付いたのは、
わたくしが完全に「剛マジック」にかかっていたせいだと思います(笑)素敵な歌声に酔っていましたから・・。

「PINK」が演奏される前に、賑やかだったステージ上も段々と生き物たちも引っ込み、電飾も消され、
しばらく暗転したと思ったら、蛍光ピンクに光るスタンドマイクで剛君が静かに歌い出しました。
深い感じの曲なので会場も静かにペンライトが揺れていました。
ダンサーさんが魚の様な物を持って寸劇っぽい動きをしているのですが、ちょっと判りにくいのが残念。
そしてラストの「DEVIL」が圧巻でした。
アルバム発売前でしたし、通常版のボーナストラックでしたのでラジオでも流れずの曲だったので、
会場のほとんどの方が、ペンライトを振るのも忘れて固まっていました。
リフレインされる言葉が、会場中を満たして行く感じで、とてもとても素晴らしかったです。
パネルにはモノクロで笑っている子供達の写真から段々と大人の写真になり、メンバーさんの写真になり、最後が剛君の写真。
でも、彼だけが笑顔じゃなかったのが切なかったです・・。




*アンコール・・溺愛ロジック〜ビーフシチュー〜ココロノブラインド〜海を渡って

圧巻の「DEVIL」が終わると、剛君始め皆さん暗転の中ステージから消えてしまうので、
会場しばらくは「これで終わりなの???」という感じの空気になりました。
そして、しばらくしてからアンコールの手拍子が始まりました。
出て来るのが遅いな〜と思った頃、皆さんふたたびステージに。
剛君は慣れていると思いますが、
バンドメンバーさんたちがチラホラとグッズTシャツに着替えて来られたので時間がかかったのでしょうか?(笑)
剛君はお得意のリメークで、黒のグッズTシャツの背中部分をパックリとVの字にカッとしていて、
その半分が青のキラキラした物で光っていてウロコのようでした。
とっても色っぽい背中ですvv
「溺愛〜」では、硬派な剛君がダンサーさんと絡んで手を取ったり(これも「しんどい」のお陰?/笑)
ステップを踏んだりしたのでビックリしましたが、とってもキュートでドキドキしました(笑)
わたくしだけが思ったのだと思いますが(汗)
2回目の「ココロノ〜」の「あはは。」の部分が「あはは〜んvv」に聴こえました。
ラスト近くまで来た安堵感か、この日の内容に納得が出来たからなのかな?なんて勝手に想像。
(普段は「あはは〜ん♪」に聴こえます/微妙)
「海を渡って」はコーラスさんやダンサーさんが手拍子をしているので、
会場も気持ち良く手拍子・手拍子で明るいラストに成りました!!




演奏が終わると、剛君を真ん中にバンドさん・ダンサーさん全員が横1列に並び
、剛君が
「こんな感じでいいですかね・・」と言って最後のご挨拶をされてました。
そして、

最後にステージからハケる時に会場に向かってとても明るい声で
「愛してるよ!!」と叫びましたvv

本当に最後の言葉は
「お疲れ様でした〜」でしたけれど(笑)




21:40終演。2時間半の公演でした。