24時間テレビ恒例、”100通の手紙”。
KinKiさんがパーソナリティをつとめた97年、100通目の最後の手紙は
剛くんから光ちゃんに送られました。




徳=徳光和夫  永=永井美奈子




徳「さ、え〜 それではあのー 武道館ではですねぇ今年も24時間テレビ”100通の手紙をご紹介してまいりましたけども。

  いよいよその100通目の手紙ということになります。堂本剛さんの、お手紙です。」

剛「じゃあ、読まして、いただきます。」

永「剛くんが、堂本光一くんへの手紙です。」

光「僕にですか?!」

剛「はい。はい、相方に、書かしていただきました。」

徳「あ ほんと。」

剛「はい。」

光「またそういうことしてあんたは〜(///)」

剛「いやいやいや。めったに、書けないんで。」

永「そうですよね。」


徳「それじゃあ、お願いできますか?」





  剛『 堂本 光一様。

     お前と初めて会ったのは、7年前の横浜のコンサート会場でした。

     あの時のお前の第一印象は、黒ぶちメガネにスリムのジーパンをはいていて、

     正直いうて「真面目くさった奴やなぁ。俺には合わへんわ。」と思てました。

     でも、なんだかんだ2人で一緒に仕事をやっていくうちに、

     だんだんお前がどんなやつなのかわかってきた。

     友達でもなく兄弟でもない、いい関係の2人やから、

     楽屋で話す時は話す、話さへん時は話さへん。

     別々の仕事をしていても、別に寂しいとは思わへんかったけど、

     こないだ上海に1人で、映画ロケに行った時はすごく辛くて寂しかった。

     言葉が通じない不自由さや、ハードなロケが続き、

     自分にのしかかる責任感がすごく大きくて大変やった。

     そんな中、電話でお前の声を聞いた時は、

     兄弟と久しぶりに話したような感覚に似てて、心からホッとしました。

     お前のがんばれの一言が、ほんまに嬉しかった。

     今までは自分1人で生きていけると思っていたけど、やっぱり人は、

     誰でも周りの人と支えあって生きているんやということに気がつきました。

     俺にはそれが、光一。お前なんやと思う。

     俺は、今日まで、光一という人間と一緒にやってこれたことを誇りに思っています。

     これから、先、長い道のり、2人でがんばっていこな。

     辛いことがあっても、なかなか口に出さへんのがお前やけど、

     これからはもっと心を開いて何でも言うてください。

     その代わり、僕の悩みも、いろいろ聞いてください。

                                           堂本 剛
 』






光「いや〜・・・」←照れたような笑顔です

徳「光ちゃんどうする。」

光「いやぁホンマねぇ、こんな話改めて、したことなかったですから。」

剛「なかったので、えぇ、この場をかりてちょっと、言わしていただきました。」

光「ねぇ〜〜 なんか、堂本剛じゃないみたいですね。」

永「(笑)」


徳「でも本音だと思いますよ、これは。」

光「そうですよね。」

徳「ねぇ?」

光「ありがとう ほんま。」

剛「いえいえ。」


      
この後2人でウルフルズの「バンザイ」を歌う